食後に胃痛が出る場合、
食べ過ぎが原因の消化不良によるものや、
医師に診断してもらった方がいいケースまで様々です。

食後に胃痛が出る原因は以下のようなものがあります。



機能性胃腸障害

病院で検査をしても胃腸に異常が見られないのに、胃の働きが低下する病気です。

◆症状
・嘔吐
・吐き気
・膨満感
・胸やけ
・胃もたれ
・胃痛

原因としてストレスなどが挙げられますが、
ハッキリとしたことはまだ解明されておらず、
経過観察になる場合がほとんどです。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍

酵素や胃酸で胃または十二指腸の粘膜が傷つけられてしまうことによって起こる病気です。

◆胃潰瘍
食後30分〜2時間の間に胃痛が起きます。

◆十二指腸潰瘍
食後2〜3時間後に胃痛が起きます。
または夜間に胃痛が出ることもあります。

慢性胃炎

食後に吐き気、胃痛、胃のもたれ、胸やけなどの症状が出ます。


食後に胃痛が出る場合、上記のような病気が潜んでいることがあります。

例えば、最初はよくある神経性胃炎でも、
諸要因が重なって思いがけず深刻な病気に移行する場合があります。

また、ご自分が神経性胃炎だと自己判断で思い込んでいても、
実は膵炎や胆石症である場合もあります。

たとえ医師であったとしても、検査をしないことには診断は下せないものなんです。

重篤な病気を「いつもの胃痛」と見過ごすことのないようにきちんと検査をすることをおすすめします。



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