胃が痛くなったら、
とりあえず市販薬で痛みを抑えることもひとつの手段です。
さて、テレビCMなどでいくつもの胃腸薬を
目にする機会がありますが、
どんなものが配合され、そしてどんな症状の時に
どの胃腸薬を選べばいいのでしょうか?




胃痛の薬

胃の痛みをどう感じるかは個人差がありますが、
もし、「キリキリした痛み」「胃がシクシクする」といったような症状が出ているのなら、
・胃酸をコントロールする成分
・胃の粘膜を修復したり保護する成分

こういった成分が配合されている薬を選ぶといいでしょう。

■胃酸分泌を抑える

◆H2ブロッカー(第1類医薬品)
ラニチジン、ファモチジンなど。
腸には効果がありません。この薬は胃酸分泌を遮断する薬ですが、
3日程度服用しても効果がなければ病院へ行ってください。

■胃の粘膜を保護する

◆L-グルタミン酸
胃の粘膜の治癒力または抵抗力を上げる

◆スクラルファート
胃の粘膜を保護して修復します。

市販の胃腸薬を選ぶ時には、薬剤師さんに相談して購入するといいですよ。
病院と同じ成分の薬でも、濃度など違いますから効果が同じとは一概に言えません。
また、胃痛の原因が胃腸が原因ではない場合もあります。

できれば病院に行ってご自分の症状に合った薬を出してもらうのが、症状を改善する一番の近道です。



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