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胃の大きさを保つことと、胃液を攪拌(かくはん)するために必要なので、
胃の中には通常空気も入っています。
食事をしたり炭酸飲料などを飲むとそれらと一緒に空気が胃の中に入ります。
一定量の空気の量を超えると、空気が逆流して「げっぷ」となるんですね。
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さて、生理的な現象としてではなく、病気のサインとしても出るげっぷなんですが
胃痛と一緒に見られる場合は以下のような病気が考えられます。
◆潰瘍や胃ガンが原因の「幽門狭窄症」
幽門というのは胃の出口に当たる部位です。
幽門に胃ガンや潰瘍ができると管が狭くなって、
本来は腸へいくべきの食べたものが滞るようになります。
この為にげっぷが出るようになります。
◆慢性胃炎
胃の粘膜に炎症が起きる病気ですが、空腹になると胃痛やげっぷなどの症状が出るようになります。
たかが「げっぷ」でも、重篤な病気は隠れています。
症状がずっと続いているようであれば、病院を受診しましょう。 |
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