ちょっとしたことで痛くなる「胃」。
なにが胃痛の原因になっているかと言うと「胃酸」です。
胃が正常に働いていれば、
胃に食べものが入っている場合にだけ胃酸が分泌されます。

しかし、胃酸過多症を引き起こすと
胃が空っぽの空腹時でも胃酸が
過剰に分泌されるようになり
胃痛などの症状が出るようになります。



空腹時の胃痛の原因「胃酸過多症」

胃潰瘍や十二指腸潰瘍、慢性胃炎を発症していると、
胃酸過多の症状が出ていることが多いようです。

ストレスを抱えていたり、刺激物などを好む方にもよく見られる症状です。

◆胃酸過多症の症状
・げっぷ
・胸やけ
・胃から酸っぱい液がこみあげてくる
・空腹時の胃痛
・生唾
・食欲不振
・下痢

◆胃酸過多症の治療法
プロトンポンプ阻害薬やH2受容体拮抗薬などの胃酸分泌抑制薬を用いた薬物療法

◆胃酸過多を予防する
胃酸過多は前述の通り、刺激物などを過剰に摂ることによっても引き起こされます。
香辛料などの刺激物、タバコ、アルコール、炭酸飲料、繊維を多く含んだ野菜などは
胃酸の分泌を促しますからなるべく控えるようにしましょう。

豆腐、乳製品、牛乳、鶏肉、卵、白身魚、めん類、白米などは胃への刺激が少ないので、
こういった食材を取り入れながら胃にやさしい食事を心がけるようにしましょう。



Copyright(C) 2011 【胃痛の原因・症状】対処法や解消法 Allrights reserved.